ホイールバランサー
どのホイールも完璧に重さのバランスが取れているものはありません。
スタンドにつけて思いっきりペダルを回したらガタガタと大きく暴れると思います。
それがバランスの乱れです。
バランスの乱れは不快な振動に変わりスピードの伸び、ハンドリング等に悪影響を及ぼします。
特にカーボンホイールは元々が軽い分少しのバランスの乱れでも大きく影響を受けてしまいがちですのでバランサーにかけるのは効果大です。
ホイールバランサーは専用の機械を使い通常では見つからない細かな乱れまで見つけ出して修正することが可能です。
バランサー施工料
0~60km ¥5,000円
0~80km ¥6,000円 (税別)
お時間をいただく作業となりますので基本的にホイールはお預かりさせていただきます。
余裕を持ってご依頼いただきますようお願い致します。
また、ハブの形状によっては施工不可の場合もございます。
手組みホイール
当店ではこれまでに数多くのホイールを組んできました。カーボンホイールだけでも年間数百本は組んでいます。完組で良いホイールが多い今の時代で、何故手組ホイールなのか?
確かにハブ、スポーク、リムと一つのシステムとして完成された物は無駄が少ないのは事実です。ただし乗り味は世界中で売らないといけないため、メーカー任せで、大衆向けの味付けとなってしまいます。色々と要望を聞いていくと、最適な物は市場に存在しない場合がお多いのが事実。結局は手組みでオリジナルを作ってしまうのがベストな選択となる事も多いわけです。
もう一つ、意外と忘れがちなのがトラブルがあった時のコストと修理にかかる時間。完組は1本数千円とするスポークを使ってることもよくあります。それも廃盤になれば修理不能。部品代だけでも高い上、ハブを分解しないとスポークが取り出せない為に時間と工賃が高くつく事が多々。手組は汎用のスポークで組み上げるため、自分に合ったもの長く愛用したい方にもおすすめです。
練習用に頑丈に、レース用に軽く、ロング用に快適になど人によって必要な性能は変わってきますのでその人に合わせて作れるのが手組みホイールの最大のメリットとなります。例えば、ハイレベルなレーサー=高剛性ホイールというイメージがありますが、そうでは無い注文が多いのが現実です。一言で剛性と言っても、ねじれ、縦、横のバランスで感覚も変わってきます。一番早く、楽に走れるのは硬いホイールでは無く、自分の脚質にあった物です。
組むスタッフと直接話し、スポークの種類、適切なリム、ハブなど詳しくご提案させていただきますのでホイールのオーダーが初めての方でも全く問題ありません。お気軽にご相談ください。
TNIカーボンリムに同じくTNIエボリューションディスクハブ仕様。 ハブはスルーアクスル用にアダプターを使用してます。