ギアって減るの?
今日は残念ながら雨ですね~
昨日が逆に暖かくていい天気だったので余計にがっかりしてしまっている方も多いかと思います!
春までもう少し!暖かくなる前にいつでも乗れるように愛車の整備やアップグレードなどやっちゃいましょう!
さて、今回のタイトルですが実はこれ最近店頭でよく耳にする言葉なんです。
結論から言うと けっこう減ります!
チェーンリングを正面から撮った画像です。
左が新品、右が摩耗で減ってしまったものです。
画像では分かりにくいですが右の方が斜めに削れて刃物のように尖ってしまっています。
今回の場合は特にアウター×ローを使うことが多かったらしくこのような削れかたになっています、これはとても特徴的な減り方ですね~
ここまで行ってしまうとチェーンが歯に掛かった状態でもチェーンが傾いてしますのでどれだけ調整してもフロントディレイラーに干渉してチャラチャラと擦ってしまったり、チェーン落ちなどのリスクも非常に大きくなるでしょう。
何より刃物のように尖ったチェーンリングはディスクブレーキなど目じゃないほど危険です!
落車や車に積むときなどでちょっと強く当たっただけでもザックリと切れてしまうので想像しただけでもゾッとします・・・
これは分かりやすいですね。
左がちょっと使ったもので、右は修理で入ってきた車体の物です。
明らかに右の方が歯が瘦せてますよね。
特にテンションプーリー(下のプーリー)はチェーンのテンションを受けているので気づいたら減っていることがあります。
こうなってしまうとプーリーからチェーンが脱落しやすくなりチェーンがロックされ酷い場合はディレイラーが破損してしまう可能性が大です!
このように意外とギアって摩耗しているものですよ。
ギアの摩耗は使っていればいやでも避けられないのですが、チェーンの状態やギアの選び方などによっては急激に摩耗を進める場合があります。
チェーンが伸びているとチェーンのピッチが変わり少しずつかみ合わせが悪くなり、チェーンの伸びに合わせてギアが形を変えていき気づいたらあれもこれも交換なんてことになります!
チェーンの定期的な清掃と交換は要らぬトラブルや出費を抑えるためにもすごく大事なことなので気を付けていた方が何かと良いかと思いますよ~