TNI Star Hub
年末ごろに取り上げたTNI Starハブで組んだホイールです。年明けにワンセット注文があったのですが、写真を撮り忘れてしまった(!!)ので少し遅れての投稿です。
特徴のあるこのリアハブ。組む側としても久しぶりにてこずりました!完組メーカーのハブを思い起こさせられる、90㎜のPCDの径の大きなフランジ。スポークも短くなり反応も良さそう。ここまででかくなるとリムも選びます。今回はAL300のリムを使い、左右2xでの組み上げ。実際には等間隔のフランジのハブで見ると右は1.7xくらい。組み方は他にも試せそうですがこのやり方がフランジのアールに対してスポークの頭の収まりが一番自然でした。当店ではハブのフランジの分厚さによってスポーク(あれば)の首の短い物と通常の物を使い分けたりしますが、このハブは分厚いので通常のスポーク。リムに関しても、これ以上のディープリムだとスポークホールが左右に傾いている物が欲しいです。
フロントハブは、エボリューションハブのリアとの組み合わせも良さそうです!ラジアルで組む場合、スターハブのフロントを組み合わせたほうが横にしっかりしたものが出来上がりそう。さらにベアリングの周りにはリングが付いてあり、テンションに負けてベアリングが緩くなることを防いでます。幾らホイール側の剛性が高くてもベアリングが緩くなれば意味がなくなってしまうどころか、ハブもすぐに傷んできます。リア同様フランジは分厚めでしっかりとしてます。
こちらはSAPIMのリーダーの黒で前後組んでありますが、ご希望に応じてCX-RAY、RACE、またはその他でも組み上げることが出来ます。